スモークBBQのお肉について ビーフリブ
スモークBBQで最も見た目が派手なのがビーフリブです。はじめ人間ギャートルズに出てくるような強大な骨付き肉。こんな肉料理は日本ではまず見かけません。今回はこのビーフリブについてご紹介します。
ビーフリブって?
で、ビーフリブとはなんぞやといいますと、日本風にいうと骨付きカルビです(笑)ていうかビーフリブをスライスしたのが骨付きカルビなんですね。骨付きカルビって厚さ8mmくらいのスライスで、ビーフリブの長辺は16cmくらいありますので、だいたい骨付きカルビを20枚重ねたお肉と思って頂ければ宜しいかと(笑)それほどの大きさですので、一人で食べるのは至難の業です。
しかし、私はテキサスで驚きの光景を目撃しました。下の写真はAustinのBBQレストラン la Barbecueに行った時の一コマです。真ん中のテーブルに手羽先のような感じでゴロゴロと乗っかっているお肉が、ってまさか...
そうビーフリブです。いったい何人で食べるのでしょう。写真には3人しか写っていませんが....そして左のテーブルのサイドの量、オカシクないですか?でもお兄さん達にこやかに食べていますね、テキサス人オソロシス。あ、値段は時価でした(汗
どんなお味なの?
デカイ骨付きカルビなので、脂っぽい肉を想像してしまいますが、そんなことは無く意外とあっさりしています。Low&Slowで長時間焼いているので脂分がかなり落ちていて、かつめちゃモイスト。テキサスでは味付けも塩コショウのみとシンプルなのでわりと食べやすいです。でも一人で1本は無理ですがw
味付けはお店によってかなり違います。写真はTaylorの老舗店Louie Muleller BBQのビーフリブですが、塩コショウの量が凄くてかなりパンチの聞いた味でした。これはこれで昔からの伝統の味なんでしょうね。
どこで食べられるの?
残念ながら日本のBBQレストランでは見かけたことありません。Octagon Brewingではスペシャルメニューとして提供するかもってことなので期待できそうです。リクエストを頂ければYasunagayaのBBQイベントでも出しますよ。
買ってみたいのだけど?
日本のお肉屋さんでビーフリブを買う場合、「骨付きショートリブ」と言った方が通じます。また、ブリスケット同様に、日本でビーフリブを置いている小売店はありません。しかし、入手する方法がないわけではありません。骨付きカルビを売っているお店に、スライスしていない「骨付きショートリブ」を売ってもらえるか聞いてみるといいでしょう。あとは、お肉の商社を探すと見つかるかも。産地ですが、和牛だと脂が多すぎるのと、かなりいい値段すると思うので、アメリカ産かオーストラリア産をお勧めします。
自分で焼けますか?
もちろん焼けます。こちらの動画ではWeber Kettleでスモークする方法を紹介しています。ブリスケットに続いてまたもやダディの登場です。
BBQ Beef Ribs smoked on the Grill
BBQ界のカリスマAaron Franklin様もビーフリブ焼いてます
まとめ