アグリー・ドラム・スモーカー製作記 その4 使用材料・工具、総費用、シーズニング
今回はドラム缶スモーカー(UDS)の作成に使用した材料・工具、かかかった費用についてレポートします。これまでの記事はこちら。
材料
今回使用した材料は次のとおりです。
普通に流通しているドラム缶を使う場合は、ドラム缶を燃やして塗装やライナーを焼き払った後、磨いて鉄生地の状態にする必要があります。我が家の近所でドラム缶を燃やす場所がなかったので、内外ブラスト処理済みの鉄生地のものを特別に購入しました。
食材用の網は手持ちのWeber Kettle用を流用。遮熱板保持用の網とチャコールバスケットは畳一畳分のエキスパンドメタルを購入して加工しました。また、食品の安全のためボルトナット類はステンレス製を使ってます。
本体
- (1) ドラム缶: 200リットル オープンタイプ
- (2) Weber Kettle 22インチ用網
- (1) φ560 エキスパンドメタル (遮熱板保持用)
- (12) M6 40mmボルト
- (12) M6 六角ナット
- (24) M6 ワッシャー
- (12) M6 スプリングワッシャー
- (1) 揚げ物用温度計
- (1) Weber Smokey Mountain 用グロメット
- (1) φ400 穴あきピザパン(遮熱板として使用)
- (4) マグネット(給気ベント用)
- (4) 栓抜き(給気ベント用取手)
- (3) 耐熱塗料スプレー 黒 300ml
チャコールバスケット
- (1) 200×1325mm エキスパンドメタル
- (1) φ400 エキスパンドメタル
- (1) チェーン
- (3) M8 100mmボルト
- (3) M8 20mmボルト
- (9) M8 六角ナット
- (12) M8 特大ワッシャー
- (6) M8 スプリングワッシャー
- (1) φ400 ピザパン
- (2) U字ボルト
塗装関係
- (1) マスキングテープ
- (1) 布マスカーテープ
- (3) ロゴ塗装用マスキングシート
工具
工具で重宝したのはステップビットです。これ1本で小さい穴から大きい穴まで加工できます。Amazonで安いのを購入しましたが十分使えました。
- PPバンド
- 電動ドリル
- ディスクグラインダー
- ステップビット(給気、排気ベント、グロメット穴空用)」
- ドリルビット(6.5mm ボルト穴あけに使用)
- (1) 切断砥石
- (3) 研磨ディスク(アルミナ)
- 手動工具 (ドライバ, レンチ, Cクランプ, ハンマー,センターポンチ)
かかった費用
手持ちのWeber Kettleの網は手持ちのを使ったので、材料代としてかかったのは実質25千円くらい。工具は電動ドリルと手動工具の一部以外は新規に購入したので、8千円くらいかかりました。あと、ロゴ塗装用マスキングシート等で合計4万円くらいかかった計算になります。そう考えるとWeber Smokey Mountain 22インチモデルの米国内価格400ドルってのは凄く安く感じますね。
次回からは材料の一部は流用できるのと、工具代は不要なので、約2万円+網購入代程度で出来るのではないかと思います。既にミニUDSが欲しくなってきたので、割と速いうちに2台目の作製に取り掛かるかもしれません笑
シーズニング
完成後にシーズニングと言われる空焚きをしました。スモーカー内にサラダ油を塗布して、豆炭とウッドチャンクをチャコールバスケットに投入して12時間ほど空運転。週末にはベーコンをスモークして見る予定です。楽しみ。