BBQラバー紹介 第2回 ベランダPitマスター平野君
イベントでお客さんにスモークBBQをサーブする私達
ベランダスモークBBQの第一人者
スモークBBQは名前についた「スモーク」という言葉のせいか、広い庭で行うものというイメージがあるかと思います。またそのようなイメージは、日本でスモークBBQが普及し難い一因でもあります。しかし、私のBBQ仲間にはそんなイメージを払拭する強者がいます。
休日に浜松駅を降りて空を見上げると、マンションの一室から立ち昇る煙を目撃することが出来るかもしれません。(嘘です、そこまで煙は出ません)そう、そのマンションの住人こそ日本のベランダスモークBBQの第一人者、平野君です。最上階の角部屋という好条件を活用し、Weber Kettle 2台とWeber Smokey Mountainを駆使するベランダPitマスターです。
ベランダでWeber Kettle2台を操ってプルドポークをスモークする平野君
本物志向です
彼の手がけるスモークBBQの特徴を一言で言うと、本物志向。スモークBBQの勉強のため洋書を取り寄せ、ネットで海外の最新事情を研究するなど、本場アメリカのBBQを追求。その本物志向の情熱は、BBQの勉強にテキサスに視察に赴くほどです。(福田さんと私もつられて同行しました...別の記事で詳しくw)
BBQ界のカリスマAARON FRANKLINと平野君 テキサスのBBQフェスにて
その腕前は
平野くんが最近焼いたブリスケットがこちら。US産Choiceグレードのパッカーブリスケット(FlatとPointを分離してない丸ごと)。適切な温度管理とテキサスクラッチ等のテクニックを駆使して、WSMでスモークしたブリスケットは、バーク(黒い外皮)、スモークリング、モイスト感ばっちり。サーブ形式はアルミパンにブッチャーシートとまさに現地仕様。テキサスのBBQレストランと比べても引けを取りません。本人によると味も過去最高の出来だったとのこと。
平野君のブリスケットめっちゃ美味かったそうです
強い心と熱意の人です
何を隠そう、私がスモークBBQを始めたきっかけは、平野君がベランダで焼いたブリスケットを振る舞って頂いたことなんです。スモークBBQにちっとも向かない街中のマンションで、果敢にブリスケットをスモークする平野君がいなければ、私が裏庭の一坪ほどのスペースでスモークBBQを始めることはなかったでしょう。
動画をご覧ください。スモークBBQをするのに必要なのは、アメリカの邸宅のように広い庭ではありません。そう、強い心と熱意です。(当然ですが近隣には最大限配慮しています)
Octagon Brewing
平野君は果敢に攻め続けます。
オフセットスモーカーを設置したいがために、スモーカー専用ガレージとBBQガーデン付きの新居を計画。完成の暁にはご近所からBBQ御殿と呼ばれることでしょう。
オフセットスモーカー(イメージです)
また、自ら手がけたクラフトビールとスモークBBQのお店、Octagon Brewingを近日オープン予定。先日、米国製電気スモーカーの初運転を行い、BBQの試作を開始。納得の出来だったとのこと。2月のオープンが待ち遠しいです。
電気スモーカーのテスト
平野君の目標
平野君は言います。「浜松からスモークBBQを日本に広めたい。まずは日本一を目指します。」
ベランダBBQから世界へ、その夢は着実に実現に向かっています。
(Yasunagayaも応援しています。)
Octagon Brewingは2月オープン予定