BBQラバー紹介 第1回 KAJIさんの時短ファミリーブリスケット
Weber Kettleは米国で調達
このシリーズでは、私の周りのスモークBBQラバー達を紹介していきたいと思います。第1回はLEOMOのKAJIさんの、Weber Kettleを使ったファミリー向けブリスケット。KAJIさんは数ヶ月前にスモークBBQに興味を持ち、我々と情報交換したりしながら知識を習得し、瞬く間に道具を揃えBBQを始めました。今回がブリスケット2回目かな。(追記 3回目とのことでした)
KAJIさんのスモーカーはWeber kettle Premium 22"。なんとアメリカで買って帰ってきました。気合が違います。
ファミリー向けにアレンジ
ブリスケットは、US産のChoiceグレード6.7kg。お子さんの口に合うように、クレージーソルトで軽めに味付け。ご家族がヘルシーに食べられるよう脂肪はほとんどトリム(除去)するなど、レシピを工夫しています。素晴らしい。トリムした脂肪は2kgもあったそう。かなりの量ですね。
スモーク開始
スモーカーのセットアップです。ブリスケットの下にドリップパン(脂受け)を配置、豆炭はブリスケットから一番遠い対面の下に並べていて、教科書通りに2ゾーンセットアップされています。燻製材はサクラのウッドチップとスモーウッドを併用。スモークチップはスチールケースに入れて網の上に置いて、すぐに燃え尽きないように工夫されています。豆炭はKingsford製、着火法はミニオンメソッドを使っています。
(2ゾーンセットアップ、ミニオンメソッドの説明はこちら)
Kettleと肉の温度はFireboardで測定。プローブ(温度計)はなんと6本使用しています。下のリンクで、今回の温度履歴が見られます。調理温度は275°Fと高めなのは時短を狙ってのことでしょう。見事にコントロールされていますね。ミニオンメソッドの効果か、ベント(通気口)調整は最小限で済んだのとのこと。
スモーク開始から5時間後のブリスケットです。ここでアルミフォイルでラップします(テキサスクラッチ)。また、この時点で豆炭を追加したそうです。
完成!美味しそう!
フォイル巻きから2時間強で内部温度200°Fに達して完成。総調理時間7時間とかなりの時短調理です。スライスしたブリスケットは見事な出来です。時短BBQですがしっかりしたスモークリング、テンダー&モイストに仕上がっています。優しい味付けのお陰でお子さんはもちろん、大人もBBQソースを使って美味しく召し上がったそうです。
まとめ
2ゾーンセットアップの基本を踏まえながら、家族向けにアレンジした下ごしらえと、ハイヒート&アルミフォイルによる時短レシピでスモークしたブリスケットは、3回2回めとは思えない高い完成度でした。食べてみたーい。