スモークBBQについて
スモークBBQとは
BBQといえば河川敷等でよく見られる焼肉パーティーを想像しますよね。
ステーキ用のお肉などを直火で焼いて短時間で美味しく食べられるので、友人や家族達と大人数でワイワイとパーティーするにはもってこいのスタイルです。
しかし、本来のBBQとは
豚や牛のリブや牛のブリスケットなどの柔らかくない肉を、蓋を閉めるなどして90~115℃程度の比較的低温で数時間から1日かけて、蒸し焼きにし、骨から簡単にとれるほど柔らかくなるまで調理した物をいう。アメリカ南部で豚を長時間かけ丸焼きにして食べる習慣から始まった。この時、家族だけで食べきれずに野外に多くの人が集まって飲食をともにしたことが、野外での調理、飲食を「バーベキュー」と呼ぶようになった由来である。
wikipedia内『バーベキュー』より引用
と低温長時間かけてじっくりと焼き上げる料理なんです。 前述した短時間直火焼肉はBBQというよりグリルと呼ぶそうですね。そして完成したBBQはこんな感じ。次の動画はテキサスにBBQ視察に行ったときに寄った超有名店Snow’s BBQのブリスケットです。めちゃ柔らかくてジューシーでした!自分でもこのレベルのブリスケットを作るのが夢です。
スモークBBQの特徴
スモークBBQには次のような特徴があります
Low&Slow
温度は250°F(121℃)前後、調理時間は6時間〜12時間超と、低温でじっくり(Low&Slow)調理します。これによって、硬いお肉が指でほぐせるくらいまで柔らかくなるんです。
次の動画は私が作ったプルドポークという料理です。豚肩ロースがバターのように柔らかく仕上がっています。このプルドポーク、コールスローと一緒にパンに挟んで食べるとメチャ美味しいです。
スモーク
スモークBBQではりんご、サクラなどを薪にしたり、ウッドチップやウッドチャンクとして燃料の炭と一緒に燃やしてスモークします。そうすることで食材に特有の風味と保存性を持たせることが出来ます。あと、もう一つ大事なのがスモークリング!スモークしたお肉の断面には化学反応で赤いリングができて、いかにも美味しそうに仕上がります。
スモーカー
スモークBBQをするのに欠かせないのがスモーカーです。私はWeber Smokey Mountain(写真左)とWeber Original Kettle(写真右)を使っています。前者がスモークBBQ専用で、後者はスモークBBQもグリルも出来る万能タイプです。世の中には他にも色々なタイプのスモーカーがありますが、それはまた別の記事で。
ガジェット
これも趣味としてのスモークBBQの楽しみ方の一つです。とにかく多種多様な道具があります。ナイフ、まな板、炭、スモークウッド、温度計、スモーカー等、拘りだすと楽しです。また、温度管理にIoTが活用されてきていて、WiFiでどこからでもスモーカーや肉の温度が監視できたり、ファンを使って火力を自動でコントロールしたりと、新しいもの好きはには目が離せないガジェットが増えてきました。
ちなみに以下のリンクは、私が先日ブリスケットをスモークしたときのログです。275°Fで温度設定して、外出先から温度を管理していました。なんせ調理に12時間かかるので、遠隔操作が出来るのはすごく助かります。また、このログは公開して誰でもリアリタイムに温度変化を見て楽しむことが出来ます(笑
とまあ、とりとめもなくスモークBBQについて書いてみましたが、大事なことを書き忘れてたりしてると思うので、都度追記していきます。